~平直行の1年間毎日一言チャレンジ~

6月のテーマは、”口伝 ”です。

1日

”間合いの詰め、目付けが要諦である”

2日

”その為に霞の術そして竦みの術を用いる”

3日

”霞の術を持って竦みの術を使う”

4日

”後の先を用いるには霞と竦みの術を用いる”

5日

”先の先を用いるには、不動金縛りの術を用いる。”

6日

”後の先を持って戦う、後ろの先が進めば先の先となる。”

7日

”霞の術は霞んだ分だけ、心の開き感じる。”

8日

”霞の術を通せば竦みの術となる。”

9日

”霞の術は広く遠くをみることなり。”

10日

”広く遠くを見るには地上の景色は邪魔となる。”

11日

”本質を伝えるものが型であり口伝秘伝である。”

12日

”霞の術は活殺両面における基礎であり奥義でもある。”

13日

”霞の術とは天地の間にある目には見えない物を見る術である。”

14日

”人は自分の考えから外れると息を飲み思考と動きが一瞬止まる。”


15日

”この原理を用いたものが不動金縛りの術である。”


16日

”不動金縛りの術は相手の呼吸を読み、盗む。”

17日

”呼吸の吸い始めに呼吸が止まれば体が金縛りの状態に陥る。”


18日

”不動金縛りの術の仕掛けには言葉も含まれる。”

19日

”不動金縛りの術は相手との間合い動きの角度等視覚を利用する。”

20日

”秘伝とは自分の眉毛を見るようなものである。”

21日

”自分の眉毛は自分でいくら努力しても見ることは出来ない。”

22日

”鏡を用いれば誰でも簡単に見ることが出来る。”

23日

”鏡を持たなければどんなに努力しても見れない。”

24日

”たった一人の努力とは所詮その程度でしかない。”

25日

”武術の鏡とは先人の見出した物である。”

26日

”秘伝とは先人と自分を合わせ見る鏡のようなものでもある。”

27日

”鏡を用いた発想の転換こそが秘伝である。”

28日

”時代が変れば全てが変る、古い時代のものはそのままでは通用しない。”

29日

”時代が変っても本質は変らない。”

30日

”本質を伝えるものが型であり口伝秘伝である”




【体の内側の無意識の動きを引き出す口伝に従い簡単にしたやわらぎの運動】

肘を内側に絞ったままこの動作をするのが秘訣です。普通は絞りが緩いので間違った運動になります。陰陽が正しく働かない、ギクシャクした動作になった型をやると体を痛める原因になり、いくらやっても効果が望めない稽古になります。

人はバランスを無意識に維持するので,バランスが取りにくい動きで同じことをやれば,勝手に奥からの力も出て来るので力も最適に柔軟性とバランスをとって引き出される訳です。ウエイトトレーニングとストレッチの関係は陰陽ではなく、ただの2つの運動で、だから上手く調整できない。やわらぎは勝手に最適にお互いが動き合います。

道場での練習風景や稽古の動画とその解説文をつけた”道場日誌”を、新ブログで開始する予定となっています。また、食物と健康に関する情報も配信できればと思っております。2019年、”サムライメソッドやわらぎ”は、さらに進化し続けます。みなさん、よろしくお願いします。