マスクと呼吸に関する話

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冬になって新型コロナが再び勢いを増してきました。
猛威の陰にはこんなことが隠れているような気がします。
夏あたりから気になっていたマスクと健康の関係

このままマスクを着け続けたとしたら
本当に弊害が出てくるのは
1年後くらいとも思っています。

今回は引用文を中心に

読者の皆様と一緒に考えてみたいと思います。

呼吸に関する1冊の本があります。

コロナとは関係ない時期に出版された1冊。

武術の呼吸法の医学的な証明にもなる1冊です。

本来の武術の稽古時の呼吸法は鼻から息を吸い、
大きくため込んでそのまま吐かずに動きます。

現代の常識とは違った呼吸法です。

大きく呼吸をするとカラダに悪い。
深呼吸は実はカラダに良くない。

武術は呼吸を相手に伝えない工夫があります。
呼吸を読まれれば動きを読まれるからです。

この呼吸法はとてもカラダに良い呼吸法です。

詳しくは次回

今回は引用文を中心に

【参考資料】
「人生が変わる最高の呼吸法」
パトリックマキューン著 かんき出版

私はドナに、簡単な呼吸法を教えた。テレビを見ている時や、デスクワークのときに、鼻で呼吸をするという方法だ。それからの2週間で、体重が3キロ近く減った。食生活はまったく変えていない。
 現在までドナの体重は14キロ減った。しかしそれよりも大切なのは、減った体重を維持できるようになったということだ。

ボーア効果は1904年に発見された。発見者はデンマーク人生理学者のクリスティアンボーアだ。コリスティアンボーアの言葉を借りると、
「血中の二酸化炭素の圧力は、体内の呼吸代謝において重要な役割を果たしている。適正な量の二酸化炭素を使えば、人間の肉体はより効果的に酸素を活用出来るようになる」

人間が生きるには酸素が必要だ。だからといって、酸素を沢山取り込めばいいというわけではない。血液中にどんなに沢山酸素があっても、筋肉、臓器、組織が活用できる量が増えるわけではないからだ。
 人間の赤血球は、95パーセントから99パーセントの酸素を含んでいる。(赤血球中のヘモグロビンのうち、酸素と結合しているヘモグロビンの割合を「酸素飽和度」と呼ぶ)どんなに激しい運動をする人でも、それだけ酸素があれば十分だ。
 意外に思うかもしれないが、肉体が活用できる酸素の量は、実は血液中にある二酸化炭素の量で決まっている。人間は酸素を吸って二酸化炭素を吐き出している。そしてたいていの人は、二酸化炭素は酸素を使った後に出るゴミのようなものだと教わっただろう。
 しかしそれは間違っている。二酸化炭素は、血中の酸素が体内に取り込まれる量を決めるという、重要な役割を果たしているのだ。
 二酸化炭素のこの働きは「ボーア効果」と呼ばれている。

二酸化炭素には、血中の酸素が体内に放出されるのを促すことの他にも、血液の酸性度(PH価)を調整するという役割もある。
 二酸化炭素は、呼吸、血液、筋肉への酸素の放出だけでなく、正常なPH値を保つうえでも重要な役割を果たしている。簡単にいうと、体内の二酸化炭素が、私たちの健康状態を決めているということだ。

一方、血中の二酸化炭素が少なすぎると、血管が収縮し、ヘモグロビンが酸素を放出しなくなる。その結果、筋肉に十分な酸素が行き渡らず、体がうまく動かなくなる。息が切れ運動パフォーマンスが向上しなくなる。
 こうやって悪循環が出来上がるのだ。運動して息が切れ、息が切れるのでハーハーと大きく呼吸し、それによって更に息が切れる。

私のクライアントの多くは、最初のうちはこの理屈がなかなかピンと来なかったようだ。長年に渡って深呼吸の利点を教え込まれれてきたからだろう。ストレス軽減でも、ヨガでもスポーツの世界でも、深呼吸には大きな効果があるとされている。
 この誤解が蔓延した理由は、容易に理解できる。
 深呼吸すると、実際に気分がよくなるからだ。昼寝から目覚めて背伸びするネコは、とても気持ちよさそうに見える。深呼吸して肺に大量の酸素を入れると、上半身がストレッチされ、ネコの伸びと同じような効果がある。そのせいで、呼吸は大きいほどいいという迷信が広まることになった。

何故その利点があまり知られていないのだろうか?
第一に、空気には重さが無いので、計測が難しいということ。呼吸する量は簡単に変えられるので、普段の呼吸を知るのも難しい。
 第二に考えられるのは、ボーア効果の説明が、医学の教科書の最初の方に出てくるということ。医学生たちは、卒業するころにはボーア効果のことを忘れてしまうのかもしれない。
(ここまで引用文)

マスクをするとどうしても口呼吸になります。
マスクをすると息苦しいのでどうしても
呼吸数が増えていきます。

コロナ対策として世界中の人がマスクをつけています。
コロナ対策として日常でマスクを着けると

ウィルス対策としては良いのかもしれません。
これが正しいのかはまだ誰も分かりません。
正解は時間が教えてくれます。

現時点でマスクがどのくらい予防効果があるのか?
本当は誰も証明できない。

対策の効果よりも
時間をかけてカラダに負のスパイラルをかけるのも
マスクによる呼吸の変化だとしたら?

選ぶのは個人です。

ただマスクのリスクも知った方が良いと思いました。

呼吸の問題は静かに近寄ってきます。
静かに時間をかけてです。

少しでも解消する運動は武術の呼吸法かもしれません。
TairaNaoyuki-Nov16th
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決して無理をしないで
少し苦しくなったら息を吐きながら
運動を止めて呼吸を再開してください。

全ての呼吸は姿勢を正し行います。
運動の時も出来るだけ姿勢を正しく。

鼻から吸って少し息を止めながら体を動かす。
これにより二酸化炭素と酸素の比率が変わります。

マスクをした口呼吸で狂った二酸化炭素と酸素の比率を戻すと。
体内の様々なものが改善してゆきます。

次回に続く。

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