初めての空手の試合

niou-samurai
高校3年の時に初めて空手の試合に出場した。
何も分からないまま出場した。
組手と試合は全く違うって感じて、不思議な体験をした。

空手の試合は極真ルール
当時の大道塾は同じ大会で2つのルールの試合をやった。

緑帯(4級)以上同士の試合は北斗旗ルール。
どちらかが緑帯以下だったら極真ルール。

同じ大会で2つのルールが混在する。

僕は当時黄帯だったから極真ルールで試合をやった。

初めての試合の相手は宅浪(たくろう)だという
道場の仲間が教えてくれた。

宅浪でいっぱい練習してるぞ。
前の試合では結構な暴れっぷりだったという話も聞かせてくれて。
しかも相手は130キロあるという。

試合前の僕は相手のことよりも、、、
宅浪って何?
吉田拓郎とか思って悩んだ。

宅浪は予備校に通わないで自宅で勉強してる浪人生
予備校に行かないからいっぱい稽古しようと思えば出来る。
あの人は翌年無事大学に入学したのだろうか?

当時の試合は試合当日に誰と試合をするのか分かる。
事前の情報は全くない。
初めての試合だから気にもならなかったけど。

初めての試合の前にアップしながら相手を探す。
道場の仲間が一緒に来てくれて探した。
案外簡単に見つかった130キロあると大きいので割と簡単に見つかった。

遠くからチラチラ見ても動きとか良く見える。
130キロあると目立つのだ。

チラチラ見てると130キロの割に動きが良い。

ちょっと焦ってきた。
いや大分焦ってきた。
どちらかといえばビビッて来た。

僕は案外ビビり屋だったりする。
格闘技は怖がりの方が良い。

怖いままだと強くはなれない。
だから怖さを克服してゆく。
強くなるためには技や体力も大事だけど実はこっちがとても大切。
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道場チャンピオンはいくらでもいる。
道場の練習にはあまり怖さがない。
そこで普通に全力を出せば結構道場チャンピオンくらい成れるのかもしれない。

道場チャンピオンは試合に弱い。
試合には怖さがやってくる。
道場チャンピオンは怖さとの付き合い方を練習してない気がする。

試合で怖いのは相手だけじゃない。
もっと怖いのは、訳の分からない正体不明の恐怖心
相手ではない何かの怖さが試合では必ずと言っていいほどやってくる。

そこから逃げると
試合からからも逃げることになるのかもしれない。
恐怖は逃げるものではないような気がする。

僕が思うに、僕の経験から強い選手は怖さを克服するというよりも
怖さを味方にするような気がする。

怖さは押しのけて排除するものじゃないのかもしれない。
怖さは大切な時に誰にでも平等にやってくる。

怖さは自然な体の反応なのだ。
自然な反応を排除してもろくなことは起こらない。
怖さは大事な本番にわざわざやってきてくれる。

それにはきっと意味がある。
格闘技をずっとやってきてそんなことを思うようになった。

次回は初めての試合で起こった不思議な出来事
怖さが運んできてくれた贈り物に関して書こうと思います。
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