サンディエゴの話#2
ディスプレイの問題？
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個性と違いを認め合う国アメリカ。
クラークのアカデミーに行って練習した。
生徒はみんな普通に働きながら柔術をやっている。
それなのにみんなとても強い。
何が強いというわけでもない。
あえて表現すると普通に強い。
別に特別な技を使うわけじゃない。
日本人よりも基本に忠実でテクニックの数は少ない。
基本の技が普通に上手で強い。
これは簡単そうでとても難しい。
アカデミーのみんな紫帯以上だったらみんな普通に強い。
その理由は練習のやり方とアカデミーの雰囲気に秘密があった。
テクニックの練習はタイマーで時間を計ってやる。
日本ではあまりない練習の仕方だった。
働きながら時間を作って練習に来る。
毎日来れる生徒はほとんどいない。
だから練習に来れる日はきちんと最大の効果がある練習をする。
練習の中で無駄な時間は必要ない。
だからタイマーで時間を区切るのかもしれない。
一つのテクニックを練習する時間に集中する。
その為にはあらかじめ時間を決めてその時間に集中した方が良い。
ただダラダラとやったり
時間を決めないでやるよりはるかに効率が良い練習を
集中した時間を自分の裁量で出来る。
アメリカ人は集中すると凄い。
もしかしたら日常的に集中する時間とリラックスする時間を
上手く分けていてそのやり方の一端がこの練習法なのかもしれない。
アメリカは個人をそして個性を尊重する。
だからなのかテクニックの時間の集中のやり方も
各人によって違っていた。
徹底的に集中する生徒もいれば
休み休み集中する生徒もいる。
年齢も体力も様々な人がアカデミーに集まる。
全員に同じことを決して強いることはない。
集中したい生徒は同じ目的の生徒と組んで徹底的にやる。
何となく健康目的に通う生徒は同じ目的の生徒と
無理しないで出来る範囲を休みながら。
全員が同じことをそれぞれの目的
それぞれのベストの接し方で同じ場所でやっていた。
これは凄く良いなと感じた。
アカデミーの雰囲気もとても良い。
それぞれの人生に活かす時間を同じアカデミーで
それぞれの目的にそって同じに自分の最高のやり方で取り組む。
同じことを自主的に変えてお互いを尊重して行う。
やわらぎも同じようにどんな人にも分け隔てなく
立場や職業年齢に関係なく
その人にとって一番役に立つ
そんな使い方が出来るように
どんな人にも分け隔てなく接して
心身に役に立つ運動として役立てたい。
そんなことを思うようになった。
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