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肩凝りや首が凝って辛いという方は凄く多い気がします。そもそも人の体の構造は長時間椅子に座ってパソコンを眺めてキーボードを叩くように出来ていないのです。人の体は昔と変わらないにも関わらず、生活だけが変わったことが問題なのです。自然の中で暮らしていれば、体を動かしても痛まないように設計されているのが人類です。本来、肩凝りなどとは無縁に設計された体に問題が生じている理由は動かす場所なのです。
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動かす場所の問題が何なのか?そこが分かれば解決法や対処法が見えてきます。人は自然の中では間違えずに正しい動きだけを自然に行います。野性動物がそうであるように、人も本来の環境での暮らしであれば、そこで暮らすだけで快適かつ健康な体で一生を過ごせるように産まれてきます。人の体は、地球に合っており、そこで暮らせば一生を健康に過ごせる構造なのです。
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本来の人が行動する範囲は、生命的な危機が起こる一歩手前までの場所であり、本当に危険な場所には行けないように設計されているのです。自然の中の一番楽な場所では、そこにいても体がさび付いておかしくならないようにもあらかじめ設計されています。
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一番楽な場所はおそらく草原あたりでしょう。椅子ではなく草原に座っていれば体は元気なままなのです。そもそも草原であればソファーのように長時間ダラダラと座っていることは本能的にしないはずです。ダラダラとしてしまうのは本来の設計にない程楽で人工的な場所にいることが原因なのかもしれません。
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本来の暮らす場所は凸凹しています。凸凹した場所では体のバランスを維持する為に体を捻じります。だから手足の骨格の根元は球状になっており、筋肉も螺旋構造で捻じることを前提とした身体構造を持っているのです。現代の人が暮らす場所は人工的で平坦な環境であり自然界にはない場所です。本来の動きから体を捻じるという運動が抜け落ちたという問題に気がつくと肩凝りや首の凝りの新しい改善法が見えてきます。
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肩や首が凝ると人は背伸びをしたくなります。体に不具合が生じる前に自然に体を伸ばそうとするのだと考えられます。自然の中での暮らしであれば背伸びをすれば間に合ったことが、環境の変化によって間に合わなくなるため、背伸びだけでは体は元に戻らず元気が少なくなっていくのです。環境の変化により不足した運動は筋肉の量だけでなく筋肉の動く方向です。そのため、背伸びをする時に腕を回転させると思いもよらないほど回復の効果が高くなります。
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両腕を上げて内側に捻る、外側に捻る、あるいは左右を反対に片腕は内側反対の腕は外側に捻じって背伸びをします。背伸びをしながら大きく深呼吸もすればいつも動いていない箇所が大きく動き出し改善が始まります。動いていなければ筋肉は劣化していき、やがて体の問題になるのですから、動いていない方向を加味すれば今までの背伸びやストレッチとは効果が変わってきます。更に効果を高めるには胴体を捻じる動きを加えます。胴体から腕を捻じれば更に効果が高まります。
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子供に落ち着きがないことには理由があります。子供はバランスを維持する機能や回復する機能が未発達なのです。だから子供はベッドから落ちるのです。バランスを維持する能力が未発達である理由は、地球本来の環境での暮らしを考えると必要な発達の段階であるとも考えられます。
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人は産まれた場所で一生を健康に過ごすための体で産まれてきます。地球には様々な環境があり、本来の暮らしではそれ程の大移動をせず、産まれた場所で一生を過ごすと考えられます。人以外の動物はそうなのです。回遊魚や渡り鳥は行動範囲が広いだけで決まったコースで一生を過ごすのです。
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産まれた場所によって環境は異なります。環境には地面の凸凹も含まれます。平地に産まれたり山間部に産まれたり海辺に産まれたりと人は様々な場所に産まれそこで暮らします。幼い頃にバランス感覚が未発達なのは、行動範囲を広げていくために体を産まれた地面の状態に合わせるために必要なことなのかもしれません。始めから一定の決まったバランス感覚を持って全ての人類が産まれてきたとすれば、環境によってバランスの使い方は違ってくるのですから、体に不都合が生じてきます。それぞれの産まれた場所に最適な動きを成長と共に手に入れるということは、そこで暮らすための最適な体を持ち、一生を良く動き、健康な体で過ごせることになるのです。
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現代社会では、幼い頃からバランスをとる必要がない暮らしのまま人は成長します。人が持つ本来の能力は最低でも草原あたりの凸凹の中で発揮することができます。最低以下では体に何がしかの問題が生じてもおかしくないのです。
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手を捻じって胴体も捻じったら、今度は立ち上がって左右の足を適度に動かしてバランスをとります。背伸びをしながら立って適度にバランスを崩して回復させる運動です。この運動も体の失った機能を回復させます。物事には順序がありますから無理しないで段階的に行なってください。
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