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スポーツをしても動かせない箇所が問題。

健康の為に運動をしたりジムに通ったりジョギングを頑張ってやったりしている人は多くいます。健康の為にと思ってスポーツをやって膝や腰や肩を痛めてしまう人も実は相当の数いるのです。せっかくスポーツをやって却って体を痛めているとしたら、、、こんな無駄なことはないとは思いませんか?実際にスポーツ障害があり、スポーツ障害の専門の医療機関さえあるのですからスポーツをやって却って体を痛めるというおかしなことは現実には多くあるのです。

一体全体せっかく体を動かしているのに何故体が痛むのでしょうか?ここに現代の隠れた問題が潜み、健康に関する新しい知恵も隠れているのです。

人は自由に体を動かせるように思えて実は自由に動かせる筋肉はそれ程多くはないのです。人は自分の意思で体を動かします。その際の方向や速さ力の大きさは自分の意思で決定できます。だから多くの人は体を自由に動かすスポーツが体に良いと信じている訳です。
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人は実は体を自由に動かせないのです。人の動きは地球で自由自在に動くように精密に出来て産まれて来ます。地球の引力と地表の凸凹そして川や海でさえ人は自由自在に動けます。その際には現代のスポーツでは動かすことが出来ない筋肉が動きます。
東洋の武術では当たり前の知識であり、この大切な意味が現代では東洋でも消えかけています。人は極力無駄なエネルギーを使わない体の仕組みを持って生活を営みます。無駄なエネルギーを使えば体は早く消耗するので寿命に関わるからです。平地を歩く時には省エネモードに体が勝手に変わります。山を登る時に勝手に高機能モードに変わります。筋肉の量や強さではなく、筋肉の性能が変化するのが人体の精密さなのです。砂浜と砂利道、山道総てにおいて歩き方は変わります。そこで一々一歩ごとに歩き方を計算して歩くことは1000年に一人の天才科学者でも不可能でしょう。一歩ごとの地表の変化は足裏がキャッチします。足首から先にある骨の数が物凄く多いのは地表の情報を的確に得る為です。手首から先も同じです。複雑に地表と噛み合った骨の動きに体重が乗ると筋肉が動きます。筋肉が動く時には電気的な物が発生します。その電気的な物を神経がキャッチして体全体の動きを瞬時に決定して一番効率の良い筋肉の稼働を行ないます。大きな神経は手首と足首の辺りにあり、その神経が体全体に情報を流す訳です。険しい場所では、自然に機能が高まった筋肉の状態に変わるのが人の筋肉の仕組みになります。自分の意思で動く方向速さ力強さを決定し、動く場所の状況は体が瞬時に判断する。この判断する筋肉は自分の意思でコントロールする事が出来ないのです。自分の判断能力を軽く超えているもう一つの筋肉の存在を古くから東洋の人々は知り、その筋肉が環境によって錆付くことも理解していたと考えられます。現代の最新医学でも断片的に解明されていることをほぼ完璧にまとめ上げたのが数千年前の東洋の身体知識なのです。環境を変えないで創意工夫によって自分でコントロール出来ない筋肉を覚醒させて動かすのが武術の根幹になります。い
くら重い物を持上げても、持ちやすい形では筋肉の機能は眠ったままで筋肉に偏った成長を強いているだけだとしたら。現実にトレーニングが進み高重量を扱うようになると体に問題を生じてしまう人が多い。鍛えた筋肉は自分の意思だけの動きで鍛えた為に、地球本来の環境では融通が利かない。つまりいくら重い重量を挙げても自由自在に木登りは出来ないのです。舗装道路にて靴を履いて走るのは実は本来の地球環境から考えれば異常に楽な空間なので、ジョギングを沢山やると膝や腰を痛めてしまうのです。環境に合わせ機能を高める筋肉を動かさないで自分の意思で動かせる筋肉だけを鍛えることがスポーツ障害原因になるのです。
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人が作り出した空間は便利になればなる程に不自然な空間になって行きます。不自然な空間では自然の中で動く筋肉は稼働しません。そのことを理解して様々な多様な工夫を凝らした運動法が東洋の本来の身体理論になります。武術が盛んだった頃には真似をするだけでもそこそこに効果が合った武術の運動は生活環境の変化によって工夫を少し加える必要が出てきました。段階を経て少しずつ動きを変えてゆく。これも武術の隠れた仕組みです。段階を経て動きを変えることで初心者にも高い効果が望めます。人の本来の動きを100としたらいきなり100になることは不可能に近いことです。健康状態が50の人であれば60になると大分体が良くなります。もっとも60ですから健康になったと喜んでいるうちに60に良くなった体に新しい問題が生じてきます。その頃に動きを変えると次は70になって体の問題は再び解消します。そしてまた新しい問題が出て来ます。そこでまた次の段階の動きに変えるのです。これが武術の身体鍛練です。おそらくいきなり体を変える事は非常に困難であると同時に途中で裏切る人間に対する対策であったと考えられます。ある程度体が良くなり慢心して師を裏切る輩もいた筈ですから。武術とは非常に緻密に長い年月をかけて創り出された物です。次回から段階を経て体を良くする運動を紹介しようと思います。まずは肩を楽にする運動を行います。
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