【2024年11月号】平直行からの手紙
11月 心眼と新陰
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柳生心眼流には謎が多い
この文章に歴史的検証はない
ただ島津先生から
聞かせて頂いた沢山の話
その話の断片を繋げ
そして繋げてみた
この話は
あり得ないこともない
本当はそんなことはない
どちらにとっても真実は分からない
そんな話です
柳生心眼流は竹中隼人先生が
伊達藩で伝えた武術
やがて伊達藩のお留武術となった
竹中先生は柳生の門人ではない
柳生の小間使い
使用人としてが始まり
東北の名もない武芸者
それが竹中隼人先生
いきなり紹介もなく
柳生の門人にはなれない
だから使用人としてが
柳生との関りの始まり
チャンスはどこにでもある
チャンスを活かすのは機縁
竹中先生はとても気の利く
使用人としてまずは認められた
もしかしたら
そこに武術の極意
活人剣に通ずる極意がある
針の穴程のチャンス
日々武術とは関係のない
使用人としての暮らし
そこでチャンスを窺う
初めに出来ることは
武芸者ではなく
使用人として認められること
使用人として
誰よりも素晴らしい働きをする
ただそこに全てを集中したら
機縁がやってきた
ある日から認められて
主人のお気に入りの使用人に
仕事の合間にホンの少しだけ
話をする機会も出て来た
ある日 問わず語りに
武術をやっていたこと
柳生を学びたい事
それを打ち明けた
打ち明けるタイミング
それまでの会話による
関係の深さ
それが絶妙でなければ
この手の話は上手くいかない
おそらく活人剣の
無刀捕りの奥に隠れる
本質を生まれながらに知っていた
やがて竹中先生は
自らの武技を柳生の門人の前で
披露する機縁を得た
願いが叶い
柳生の門人となった竹中先生
おそらく柳生一族でさえ
眼を見張るような
素質が在ったのだろう
柳生新陰流ではなく
柳生心眼流を名乗ることを許された
柳生新陰流と繋がる
心眼の呼び名
活人剣を謳う柳生一族
単なる武技の強さだけで
そこまで認める筈はない
使用人としての
眼には見え無い部分に至るまで
丁寧に真摯に日々行った仕事
一声かけてもらった時の
会話の内容
人との会話そして繋がりの妙
会話をキャッチボール出来る思考
深く入り過ぎない会話の妙
おそらくこの辺りに
柳生の門人となった秘訣がある
人としての素晴らしさ
そこに柳生の武芸を伝える者の
資格が隠されている
もちろん強さも
強さとは一方的ではない
変幻自在でなければならない
新陰を伝えるもう一つの秘訣
それこそが心眼になる
心のうちは眼には見えない
眼には見えない心のうちを
届けることは奥義に近い
それを見事に行い
柳生心眼流の名を頂いた
ここにも武術の奥義が見える
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